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Book cover for グローバル・スマートフォン open access

Publication date: 25 April 2022

DOI: https://doi.org/10.14324/111.9781800081536

Number of illustrations: 105

Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License

グローバル・スマートフォン

A Japanese Translation of The Global Smartphone

Daniel Miller (Author),  Laila Abed Rabho (Author),  Patrick Awondo (Author),  Maya de Vries (Author),  Marília Duque (Author),  Pauline Garvey (Author),  Laura Haapio-Kirk (Author),  Charlotte Hawkins (Author),  Alfonso Otaegui (Author),  Shireen Walton (Author),  Xinyuan Wang (Author)

スマートフォンはいつも文字通り私たちの鼻先にあり、スマートフォンとは何かという疑問を持つことはなかなかありません。しかし、私たちは本当にスマートフォンを理解しているのでしょうか?より深く理解を掘り下げるために、11人の人類学者が16ヶ月間それぞれアフリカ、アジア、ヨーロッパ、南アメリカの各地域で暮らし、高齢者へのスマートフォンの普及について調査しました。この調査によって、スマートフォンは若者だけでなく、すべての世代が利用するテクノロジーであることが明らかになりました。

『グローバル・スマートフォン』は、独自の観点をそのグローバルな比較研究から提示します。スマートフォンは常に身近にあり、「絶え間なき機会主義(Perpetual Opportunism)」を満たすデバイスであるだけでなく、今や私たちの生活の場そのものにさえなっています。本著は、スマートフォンが単なる「アプリデバイス」以上のものであることを示し、人々が口にするスマートフォンへの意見と、実際にはどのようにスマートフォンを使用しているのか、その違いを探ります。

マートフォンは、私たち使用者が変容させることができるその程度において、未だかつてなく自由度の高いデバイスです。この自由さにより、スマートフォンには使用者個人の価値観が急速に反映されます。この価値観を理解するためには、各地域における民族的・文化的差異を考慮する必要があります。例えば、アル=クドゥス(エルサレム)、ブラジル、そしてイタリアなど、各地域がたどる高齢化の軌跡の多様性に加えて、中国と日本のビジュアル・コミュニケーション、カメルーンとウガンダのモバイルマネー、チリとアイルランドの保健情報へのアクセスの仕方など、これらの差異を考察して初めて、スマートフォンとは何か、そしてスマートフォンがもたらす生活の変容を理解することができるのです。

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